マーガレットベア ブランド

【ブランドサイトのご紹介】
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テディベア作家三木恵がお届けする手作りオリジナルテディベアブランド『マーガレットベア』の作品紹介と通販のサイトです。 『リアリティと愛嬌を併せ持つ魅力的なベア』 『手に取った人が和やかな気持ちになるベア』をコンセプトに、素材にこだわり、皆様に喜んで頂ける動物のぬいぐるみ作品を目指して制作し、販売を行っております。オンラインショップでもご購入できますので、ご自身をはじめ、大切な方へのプレゼントにもどうぞご利用下さい。

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【ブランド “マーガレットベア” について】
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テディベアの存在が日本で広く知られるようになってきた1995年頃、何気なく興味を抱いて買った手作りキットで初めてベアを作りました。縫う、綿を詰めるなどそれぞれの工程が思ったより難しく、できあがりは決して良いものではありませんでしたが、完成した“テディベア ”の愛らしさにとても愛着が沸いたのをよく覚えています。 そこからは「もっとうまく作りたい」という思いで、いろいろな作家さんの手作り本を参考にベアを作り続けました。ある時「自分でデザインしたベアを作ってみたい」と思いたち、見よう見まねで型紙をデザインし、初めてオリジナルベアを作りました。残念ながら完成品はとても細身なものになってしまい、立体的に作ることの難しさがよくわかりました。その後も試行錯誤でデザインを続け、当ブランドのキャラクターでもあるベア“MARGARET”(上の写真の作品)が完成。自分自身にとって最も納得に近い感覚を得たベアで、作家としてブランドを立ち上げるきっかけを与えてくれた特別なベアになりました。これからもテディベア作家として、ベアのMARGARETができた時の喜びを忘れず、楽しく作っていきたいと思います。

 

【マーガレットベアという名前について】
『マーガレットベア』というブランド名は、自分の名前「恵(Megumi)」をもとに発想しました。 自分の名前と共通の文字である“Meg”を愛称に持ち、世界で広く名づけられている名前「マーガレット(Margaret)」を選び、さらに「クマ(Bear)」を組み合わせて名付けました。 また、テディベア作家として尊敬するシュタイフ社の創始者「マルガレーテ・シュタイフ(Margarete Steiff)」さんを目指したいという思いも込めています。
※「マーガレットベア」「MARGARET BEAR」及びロゴマークは商標登録済です。

 

【マーガレットベアのしるし】
~マーガレットベアの赤タグ~

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2010年5月以降に作った作品には、マーガレットベアの目印となる赤いリボンを首の部分にタグとしてつけています。(ミニチュア作品など一部の作品には大きさとのバランスを考慮しつけていない場合もあります。)

 

【素材や縫い方について】
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マーガレットベアでは品質の良いモヘアやアルパカ生地、アクリルファーなどを使用しています。手のひらや足の裏にはウールフェルトをはじめ、人工スエード、時には椅子やソファーの張り地として使われる丈夫な素材などを使用します。目の素材はガラス製のアイ・ビーズ、首・腕・足のつなぎ部分はハードボードジョイントとステンレス製の割りピン、ワッシャー、作品により樹脂ジョイント、詰め物は化繊綿と樹脂やガラスペレット(小さい粒状の詰め物)などを主に使用しています。ミニチュアベアなど小さめのベアには、重みを持たせるためにステンレス製またはガラスペレットを使用します。また同じデザインのベアでも、軽くて割れにくいプラスチックアイ(目)やプラスチックジョイント(つなぎ)、プラスチックペレット(詰め物)などを使用したベアは、お子様向けとして制作しています。作品の縫製は基本的に手縫いで行なっています。 デザインや素材・部位により手縫い・ミシンの両方で制作する場合もありますが、ほとんど手縫いです。鼻や口、腕・足の爪は、主に刺しゅう糸で刺しゅうをしますが、肉球や爪を付けるなど様々な仕様に応じ革や麻などの素材も使用します。また、アーティストさんたちとのコラボレーションなどでは、通常とは異なる素材を使った他にはない特徴を持った作品も制作しています。

 

【動物大好き】
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子供の頃から動物とても好きで、動物園に行ったり野生の動物の写真集やインターネットで画像を眺めたり。飼ってはいませんが日頃から動物が気になり観察しています。動物たちはワイルドな中にさまざまな表情を見せてくれるので飽きることがありません。かわいいな~と気になる動物がいるとものすごく作りたくなります。そうして日々様々な動物作品を作っています。

 

【ベアを作るのが楽しい!】
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1995年、初めて市販のキットでベアを作った時からとても楽しく長く趣味として作り続けてきました。気が向いたら作り、向かなければお休みの繰り返し。ですがやめようと思ったことは一度もありません。ベアを作るのは本当に楽しいです。一枚の平らな布地を自分が描いた曲線で切り取り縫い合わせていくとベアになってしまいます!しかもデザインは無限で同じものが二つとできないところが魅力。最後に顔を仕上げるとベアが活き活きとこちらを見てくれて、言葉はなくてもコミュニケーションが始まるような感じがします。ベアがお好きな方はきっとこのような感覚を持っておられることでしょう。私はベアができあがっていくそのプロセスがとても好きで、長年飽きることがありません。もちろん完成した時に最高の喜びを感じますが、制作中はとてもワクワクして、新たな作品との出会いを楽しみに針を進めています。出展前などは必死に作っていることもありますが・・・そんな時でも作る楽しさは同じです。いつも楽しんで作っている感じが皆様に伝わるといいなと思います。

 

【子どもの目の輝きを大切に】
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テディベアを見ている子どもたちの目はまっすぐにキラキラ輝いています。これは私がベアを作る上でとてもいい刺激を受け、喜びを感じていることです。知人のお子さんへベアを贈ったり、展示会にお子さん同伴でお越し頂いたりしています。子どもたちのベアに対する反応は驚くほどです。聞くと、贈ったベアをとても大切にして下さっていたり、展示会をいつも楽しみにして下さっていたり。ベアを贈った子どもたちとは長いお付き合いが続いています。どこへ行くにもベアといつも一緒、寝る時も一緒と、男の子、女の子問わずベアを大切にして頂いています。また、1体目が遊びすぎてボロボロになってしまい、代わりに市販品を買い与えても全然遊んでくれないからと2体目を贈ったら、1体目と同じように遊んでくれた子もいます。兄弟姉妹でベアを受け継ぎ大切にして下さっている子たちもいます。 贈る側にとっては、とても嬉しいエピソードばかりです。どちらかというとこちらが幸せを頂いているように思います。また世界中で小さな子どもたちの手にテディベアがしっかり握られている様子をテレビで見かけたり、日本の街で見かけたり、子どもたちは本当にベアが大好きなんだなと感じさせてくれます。これは大人になっても同様だと感じる部分です。どなたにも、友達として付き合って頂けるようなベアをお届けしたいと思っています。